オシロスコープの設定方法

オシロスコープの設定方法 オシロスコープを使って波形を測定するとき、時間軸と電圧軸のレンジ、波形を表示させるときの輝度、それとゼロ点の調整といった基本的な設定を行うことでオシロスコープを使って波形もしくは電圧測定が可能になります。
オシロスコープに信号を取り込むための道具をプローブと呼びますが、プローブには倍率がありますので使うものがどのような倍率であるのかを確認しておくことが大切です。
ゼロ点の調整はPositionなどと記載があるつまみを回して行います。
水平方向は、0V(接地)が中央に来るように設定しておく、垂直方向は波形が表示された段階で読みやすい位置にPositionつまみを回して左右の調整を行います。
波形の中には鮮明に表示されないものがあるので、輝度を調節して見やすくします。
ちなみに、輝度はあまり上げ過ぎてしまうと画面の消耗にも影響を及ぼしますし、使っていないときに輝度を上げ過ぎているとブラウン管もしくは液晶表示部が焼けてしまうこともあるので注意が必要です。

オシロスコープの測定者の接地

オシロスコープの測定者の接地 オシロスコープの電源プラグはアースを含めた3Pプラグ電源コードです。
オシロスコープを接地することは、地面など電気的中位基準点に接続することを意味しており、安全な測定を行う上では欠かすことができないものです。
アースに接続されていない場合、オシロスコープに高電圧が印加されているときなど、絶縁されていると思われる操作パネルのつまみやノブに触れただけでも感電する恐れがあります。
アースに接続することは正しい測定を行う上でも必要なこと、測定機器と測定対象回路は同じグランドを取ることが基本です。
オシロスコープを使って集積回路周辺の測定を行うとき、測定者自身も設置が必要です。
集積回路は微細な導体経路でもあり、測定者が発生させる静電気で静電破壊が起きることも珍しくありません。
特に、乾燥しやすい冬場などではカーペットの上を歩く、セーターを着るなどで静電気が発生しやすくなりますので、作業するときにはなグランドストラップなどを使い設置することが大切です。